はるけんの投資日記

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子供の学費積立には、学資保険ではなくつみたて投資がよい件

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こんにちは、はるけんです。

つみたてNISAなどを活用して、投資信託に投資しています。

投資歴半年の初心者です。

私は2児の父ということもあり、子供の学費を貯めるという使命もあり、貯金・投資に取り組んでいます。

上の子の時は、明治安田生命のつみたて学資で学費の積み立てをすることにしました。

ただ、最近投資を始めて、これが悪手だったのでは?と思うようになりました。

そこで、本記事では、子供の学費を積み立てるには学資保険? or つみたて投資?の見解をまとめました。

 

こんな人におすすめの記事です。

  • 学費の積立方法に悩んでいる
  • 学資保険に加入するか悩んでいる
  • 投資に興味がある
  • 学資保険と投資どちらにしようか迷っている

 

目次

結論:つみたて投資で決まり

結論から言うと、つみたて投資一択です。

ここではつみたて投資としていますが、一括投資でもいいです。

含み益は一括投資の方が多くなるので、より効率的です。

ただ、入金力がいるのと、直後の暴落リスクがあることを考えるとドルコスト平均法で買い付けリスク分散するのが無難だと思います。

さて、なぜつみたて投資一択かと言うと、ズバリ含み益が違い過ぎるためです。

後ほど含み益に例を示しますね。

もちろん学資保険にもメリットはありますが、他の安い保険でも対応できるメリットなので気にする必要なし、というのが私の結論。

こちらも後ほど示します。

では、学資保険の内容から見ていきましょう。

学資保険の含み益は?

ここでは、2021年5月時点の学資保険で考えます。

現在販売している商品で最も返戻率が高いのは、ソニー生命「学資保険スクエア」の106.3%です。

https://www.sonylife.co.jp/gakushi/

ソニー生命のサイトにあった一例、受取り金200万円の場合、保険料は188万円です。

運用期間:18年(大学進学後に複数回支払い)

含み益:6.3%

ですね。

少し投資について勉強された方、あれ?と思いませんでした?

あまりにも含み益が少な過ぎると思いません?

ちょっと金利の良い預金と思った方がいいかもしれません。

もちろん銀行預金するよりは、はるかにマシです。

つみたて投資での含み益は?

では、つみたて投資の場合を考えてみましょう。

楽天証券の積立シミュレーションをそのまま使いたいので、積立期間を18年とします。

www.rakuten-sec.co.jp

元本が同じ金額であれば、積立期間が短い方が複利効果で利回り良くなるので、条件を揃えると、投資の方がより含み益多くなります。

さて、年利回りを5%、7%、10%とした時の18年積み立て後の含み益はどうなるでしょう?

 5%→61.7% (元本:124万円、含み益:76万円)

 7%→100% (元本:100万円、含み益:100万円)

 10%→178% (元本:72万円、含み益:128万円)

全然違いますよね。

学資保険を選択する気なくなりませんか?

S&P500連動の投資信託の年平均利回りが5〜7%と言われているので、10倍以上変わってきます。

ただ、学資保険にもメリットはありますので、そちらも見ていきましょう。

学資保険のメリットはどうなる?

学資保険にもメリットはあります。

例えば、

  • 元本保証
  • 死亡保証

などです。

元本保証

元本保証に関しては、投資にはありません。

利回りが高いのと引き換えに元本割れのリスクは必ずあります。

リスクを分散し低くできる投資をしないと、学費を失うことになります。

つみたてNISAで選べる投資信託などは、管理費用も安い優良商品となっているので、そちらを活用するのが良いでしょう。

例えば、私がつみたてNISAで積み立てているのは、米国代表500社の時価総額に連動する「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」ですが、S&P500は設定来の年平均利回りが10%程度となっています。

もちろん、何回か暴落を経験、暴落前の水準に戻るのに5〜8年かかったこともありますが、20年の長期保有前提であれば、元本割れリスクは最小限に抑えられると考えられています。

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Google Financeより

死亡保証

次に、死亡保証についてです。

これは支払期間に契約者が死亡したときに支払いが免除されるものです。

こちらについては、多くの方は死亡保険を別で加入されているのではないでしょうか?

死亡保険で学費も賄えるよう補償金を設定しておけば、クリアかと思います。

また、住宅ローンを借りている方は、こちらも住宅ローン借入時に加入する団体信用保険によって、住宅ローン支払いが免除されます。

よって、家を売って資金を捻出する、もしくは住み続けても、毎年の固定資産税負担のみです。

以上の理由より、我が家の結論は、子供の学費積立は、つみたて投資で実行する、となりました。

 

以上、今回は子供の学費を積み立てるのには、学資保険?それともつみたて投資?について考えてみました。

みなさんもよく考えて、効率の良い積み立てを選びましょう。

 

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