【デッドクロスしてしまいました】ナスダックの過去の下落を振り返ります
こんにちは、はるけんです。
インデックス投資で資産形成しています。
ナスダックの短期トレンドである50日移動平均線が長期トレンドの200日移動平均線を下抜け、いわゆるデッドクロスしてしまいました。
今回は、過去のナスダックのデッドクロス発生後の下落を振り返ります。
私はS&P500への投資をメインにしているのですが、他人事ではないので、下落相場の準備を進めていきます。
目次
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現在のナスダックの状況
ナスダックは、情報技術系などのテック企業が中心の米国株価指数です。
同じく有名な米国株価指数S&P500に対して、テック企業の割合が多いことが特徴です。
ナスダック100指数に連動したETFであるQQQ(インベスコQQQトラスト・シリーズ1)の組み入れ銘柄はこちら。
GAFAMやテスラの割合が多いですね。
直近の指数推移はこちら。
紫:50日移動平均線
青:100日移動平均線
赤:200日移動平均線
去年の11月に記録した直近の最高値から15%以上の下落。
青丸で示したのが、短期トレンドの50日移動平均線と長期トレンドの200日移動平均線のデッドクロスしました。
デッドクロスはこれから下落相場入りするサインとして見られています。
よって、ナスダックはこれから一段と下落する可能性が高いことを示しています。
一方、S&P500はどうでしょう?
50日と200日移動平均線の間に間隔があるので、まだ下落相場入りとは言えないでしょう。
ただ、ナスダックの大幅下落で共連れ下落する可能性はあるので、こちらも注意が必要。
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過去のデッドクロス後のナスダック推移
では、過去のナスダックのデッドクロス後の相場を振り返り。
2020年
まずは2020年のコロナショック。
直近の高値から-27%程度下落。
青丸でデッドクロスしていますが、この時はすでに底打ち後でしたね。
下落が短期間だったのと、一時的な下落でそのあとすぐ回復したため、クロスはしましたが、すでに上昇トレンドに入ってましたね。
これはどっちかというと例外だと思います。
2018年
次に2018年のチャイナショック。
デッドクロス後に直近最高値から-23%程度下落。
こちらもデッドクロス後1カ月くらいで底打ちして上昇トレンドに転換していますね。
デッドクロス後に下落相場というよりは、下落相場後半にクロスしているようにも見えます。
2016年
次に2016年。
直近の高値から-14%程度の下落。
デッドクロス後底打ち。
2012年
次に、2012年末。
この時の下落はデッドクロス前に底打ちしていますね。
直近の高値から-11%程度の下落。
2008年
次に2008年。
この時は、リーマンショックの下落の始まりですね。
デッドクロス後、一か月程度で底打ち。
直近の高値から一時-25%程度下落。
一度回復したと見せかけて、2009年初旬にかけて下落。
2009年3月に底打ち。
2008年の高値から-50%程度の下落。
デッドクロス後、1年以上かけて底打ちとなります。
1年下がり続けるのもなかなかつらいですねえ・・・
こうしてみると、デッドクロスから前後一カ月で底打ちすることが多いようですね。
今回のデッドクロスはどうなることやら。
長期金利の上昇影響があるので今回はここからしばらく下げそうな気がします。
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今後の投資方針
ナスダックは長期金利上昇の影響もあるのでしばらく低迷するのではないかと思いますが、S&P500はいくらか影響が小さく3~4月には下落相場がいったん落ち着くのでは?と思っています。
まだ、相場を継続的にウォッチ必要ではありますが、このタイミングで買い増し発動しようと考えています。
ジュニアNISA枠がまだ半分ほど残っているので、少しずつタイミングを分けて入金していく予定です。
以上、今回はナスダック過去のデッドクロス後の下落を振り返りました。
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ナスダックがデッドクロスする前の記事。
haruken-finance.hatenablog.com
つみたてNISAの運用実績はこちら。