インデックス投資は長期投資が前提である理由は?
こんにちは、はるけんです。
米国インデックス投資で資産形成しています。
今回は、インデックス投資は長期投資が前提である理由について考えてみようと思います。
こんな人におすすめの記事です。
目次
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インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株価指数に連動した投資成果を目指す投資スタイルです。
株価指数とは、日経株価平均(日経225)や東証株価指数(TOPIX)など、株価の全体的な推移を示す指数となります。
市場全体を買うイメージですね。
インデックス投資の場合、銘柄組み換えを指数に連動して行えばいいので、運用コストが低減できるのが特徴です。
また、8割のアクティブ投資よりも運用成績が良いということも言われていますね。
私が投資している米国インデックスS&P500の過去の推移はこちら。
右肩上がりで上がってますね。
これが米国インデックスの魅力です。
購入して寝かせるだけでお金が増えます。
インデックス投資は、個別株のような銘柄選定がなく、投資信託やETF(上場投資信託)を購入するだけで運用できるので、初心者でも気軽に始められます。
アクティブ投資に比べて運用コストが安いのも魅力。
このコストは運用益があってもなくてもかかる固定費なので、なるべく低減しておきたいところですよね。
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インデックス投資は長期投資が前提である理由は?
では、なぜインデックス投資は長期投資が前提なのでしょう?
理由は以下。
- リターンが個別株に比べて小さい
- 長期投資で複利効果が期待できる
- 長期投資で元本割れリスクを低減できる
リターンが個別株に比べて小さい
インデックス投資の年率リターンは7%程度と言われています。
個別株への集中投資で得られるリターンに比べればかなり小さいです。
例えば、米国の電気自動車の会社であるテスラ社の株価の伸びを見てみましょう。
テスラは2020年に株価爆上げしました。
2020年1月に$90だった株価が一年後の2021年1月には最高値$880になるなど、10倍になる可能性を秘めています。
インデックス投資ではこのように短期間での急激な上昇は期待できません。
良くてもコロナショック後の1年の40~50%のリターンではないでしょうか。
よって、インデックス投資は短期のリターンではなく、長期間保有してリターンを得ないといけないということになります。
長期投資で複利効果が期待できる
複利効果の例はこちら。
元本100万円、年率リターン7%の例です。
1年目:107万円
2年目:114万円
・・・
40年目:1497万円
このように複利効果で元手100万円が40年後には1497万円になります。
絶大ですね。
インデックス投資でも長期保有すれば大きなリターンを得られます。
長期投資で元本割れリスクを低減できる
また、長期投資であれば高確率で元本割れリスクがなくなると言われています。
金融庁のHPにも分散投資における投資期間5年と20年の2つの場合の年当たり利回り統計を示していますが、
- 5年:-8%~+14%
- 20年:+2~+8%
となっており、20年の長期投資ではほぼプラスになることがわかっています。
20年以上の長期投資を前提とすると元本割れの可能性はほぼゼロにできるということです。
以上、今回はインデックス投資は長期投資が前提である理由について考えてみました。
これから投資を始める方の参考になればと思います。
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